水処理センター 鉄筋補強用 接着アンカー孔穿孔工事(ユニカ Qビット使用)

施工記録

水処理センター 鉄筋補強用 接着アンカー孔穿孔工事(ユニカ Qビット使用)

施工概要

施設種別: 水処理センター
工事内容: コンクリート躯体増厚に伴う鉄筋補強用 接着アンカー孔穿孔工事
使用工具: 株式会社ユニカ製 Qビット(吸塵ドリルシステム)

ご依頼背景と現場の課題

水処理センター内のコンクリート構造物において、躯体の厚みを増すための鉄筋補強工事が必要となりました。この補強工事では、既存コンクリートに多数の孔をあけ、後日その孔に接着系アンカー材を注入し鉄筋を定着させる工法が採用されました。
現場は室内で、作業中の粉塵飛散を極力抑える必要がありました。また、多数の孔を効率的に穿孔し、孔内清掃の手間を削減して作業時間を短縮することも重要な課題でした。

採用工具と施工のポイント

上記の課題を解決するため、本工事では株式会社ユニカ製の吸塵ドリルシステム「Qビット」を使用しました。「Qビット」は、ドリルビット先端から孔内の切粉を強力に吸引しながら穿孔できるため、粉塵の飛散を大幅に抑制します。

ユニカ「Qビット」の主な特徴:

  • 穿孔と同時に孔内の切粉を強力吸引し、粉塵の飛散を防止。
  • 孔内清掃作業が大幅に簡略化でき、作業効率が向上。
  • アンカーの固着力向上にも寄与。

この「Qビット」を用いることで、粉塵を気にすることなく連続的な穿孔作業が可能となり、孔内清掃も最小限の作業で済むため、全体の作業時間短縮に大きく貢献しました。今回は鉄筋を挿入するための穿孔作業を行い、後日、これらの孔に接着系アンカー材を充填し、鉄筋を設置する予定です。

結果

ユニカ「Qビット」の採用により、懸念された粉塵の飛散を最小限に抑え、クリーンな作業環境を維持しながら、多数のアンカー孔を効率的に穿孔することができました。孔内清掃の手間も大幅に削減され、計画通りの工期内での作業完了に繋がりました。これにより、後続の接着アンカー注入及び鉄筋設置作業へスムーズに移行できる準備が整いました。

株式会社小金屋の強み:環境に配慮した効率的な施工

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