島根県出雲市多伎町 高速道路 中央分離帯ワイヤーロープ用アンカー工事(アンゼックス使用)

施工記録

島根県出雲市多伎町 高速道路 中央分離帯ワイヤーロープ用アンカー工事(アンゼックス使用)

施工概要

所在地: 島根県出雲市多伎町
施設種別: 高速道路(施工当時未開通区間)
工事内容: 中央分離帯ワイヤーロープ取付用あと施工アンカー設置工事
使用アンカー: 株式会社ミヤナガ製 金属拡底式アンカーシステム「アンゼックス」
施工数量: 80箇所

ご依頼内容と現場状況

島根県出雲市多伎町内の、開通前の高速道路における中央分離帯設置工事の一環として、ワイヤーロープ取付用のあと施工アンカー設置をご依頼いただきました。コンクリート構造物への確実なアンカー施工が求められました。

採用アンカーと施工手順

今回の工事では、株式会社ミヤナガ製の金属拡底式アンカーシステム「アンゼックス」を採用しました。「アンゼックス」は、孔内で金属製のスリーブが拡張することで母材に強固に固着し、スベリや抜けを大幅に低減する信頼性の高いアンカーです。

アンゼックスの主な特徴:

  • 機械的に固着するため、抜け・スベリなし
  • 金属拡底式による安定した性能
  • 目視による確実な施工管理が可能

具体的な施工手順は以下の通りです。

  1. 穿孔(穴あけ):設計図に基づき、正確な位置・深さにアンカー用の孔を削孔します。
  2. 清掃:孔内の切粉を徹底的に除去します。
  3. 垂直確認:穿孔された孔が垂直であることを確認します。
  4. 打込み:アンゼックス本体を孔に挿入し、専用の打込み棒で確実に打ち込みます。
  5. 取付確認:アンカーが確実に拡張・固定されていることを目視で確認します。(アンゼックスは、施工状態が目視で容易に判別できます。)

この手順に従い、全80箇所のアンカーを確実に取り付けました。

結果

規定の手順と確実な施工管理のもと、全80箇所のアンカー設置を無事に完了いたしました。

株式会社小金屋の強み:調査から施工・試験まで一貫対応

株式会社小金屋では、アンカー施工前のコンクリート内部調査(鉄筋探査等)から、コア抜き工事、あと施工アンカー工事、そして施工後の引張荷重試験まで、一貫して対応することが可能です。
あと施工アンカーに関するご計画やご不明点がございましたら、専門の知識と技術を持つ当社にぜひお気軽にご相談ください。全国各地への出張工事も承っております。

あと施工アンカー工事、コア抜き工事、内部調査、各種試験に関するご相談・お見積りは、株式会社小金屋までお気軽にお問い合わせください。

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